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2021年9月 お部屋探しに活用されている「動画サイト」とは

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  • 2021年9月号 お部屋探しに活用されている「動画サイト」とは

        

    インターネットで賃貸住宅を探す時は「物件検索サイト」を利用するのが一般的ですが、最近では「動画サイト」の活用も増えているようです。なぜ動画なのか?どう利用されているのか?について調べてみました。

     「百聞は一見にしかず」と言いますが、文字や写真より動画の方が、詳しく大量の情報を伝えることができます。日当たりや眺望、エントランスから部屋までの導線や周辺環境などの印象を文字だけで伝えるのは難しいです。たとえば料理を作るとき、慣れた方なら材料や調理方法が書かれたレシピで理解できますが、料理しない人には調理過程や完成形がイメージできません。実際に、レシピだけ紹介しているサイトより、料理動画サイトの方が人気になっています。同じことが不動産探しでも言えるというわけです。「〇駅徒歩〇分、2LDK、南向き、オートロック、エアコン、買い物施設と公園」だけでは、不動産のプロでもなければ上手にイメージできないでしょう。大家さんとしても、動画による物件紹介や不動産集客の現状について、知っておいて損はないようです。

      
      不動産を探すお客様から利用される代表的な動画サイトを紹介します。


     20億人以上が利用する世界最大の動画サイト。動画を公開して多くの再生回数を獲得することで収入を得るYouTuber(ユーチューバー)という職業を生み出しました。最近のテレビ機器の多くの機種でYouTubeチューナーが内蔵されたことで、パソコンやスマホだけでなくテレビで視聴できるようになり、50代60代以上の方にも急速に視聴習慣が拡がっています。


     15秒から1分程度の動画のSNSです。若年層を中心に日本のユーザー数は約1000万人に上ります。中高生の間で音楽に合わせたダンス動画を投稿することが大流行しましたが、実は膨大な量の物件紹介動画も投稿されています。軽快な音楽をバックに短い時間の紹介動画は、「これからの部屋探し」を想像させてくれます。
     

    実際に動画サイトを見てみましょう
     前述のとおり「百聞は一見にしかず」ですので、実際に動画サイトをご覧になってみてはいかがでしょう。Youtube(ユーチューブ)には「ゆっくり不動産」というチャンネルがあり、個性的なデザインや特徴を持った日本全国の住宅を紹介しています。人気の動画は100万回以上も再生されています。また、「〇〇市 賃貸 2LDK」などのキーワードでピンポイントの物件動画を探すこともできます。Tik Tok(ティックトック)では、「#賃貸」「#お部屋紹介」などのキーワードで物件紹介動画を検索できます。他の物件動画とは異なる軽快なタッチが特徴です。

    アメリカではコロナ禍で動画活用に注目
     昨年から続くコロナ禍でアメリカの不動産市場は強力なロックダウン(都市封鎖)と向き合うことになりました。顧客を案内することもできなくなり、必然的に動画活用に乗り出す不動産会社が激増したようです。なかでも若い担当者はTik Tok活用で注目されました。ニューヨークで不動産仲介をしているキャッシュ・ジョーダンさんのアカウント(cash.jordan)では、家賃数十万円の賃貸住宅から、数億円を超える分譲マンションを紹介していて、フォロワー約65万人、1660万のいいね!という人気を集めています。Tシャツとパーカーといったカジュアルな服装で、自撮り(自分自身を撮影)しながら物件の特徴をまくしたてるスタイルはいかにも若者向けに感じますが、実際には若者以外のファンも多く、高級物件でも多くの反響を獲得しているようです。Tik Tok活用を始めて顧客は2倍以上に増えたと経済メディアの取材に答えています。どんどん物件を観たい人向けにTik Tok、じっくり観たい人にYouTubeと使い分けているようです。



    まとめとして
     NHK放送研究所の調査では、10代20代の半数はテレビを全く観ないという結果が発表されてます。一方でネット動画は「10代男性48%・女性37%、20代男性44%・女性43%」と、テレビの視聴者数に迫っていて、この形勢はすぐに逆転すると思われます。個人でも小さな組織でも動画発信ができる時代になっています。

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